歯科医師10 決算書(損益計算書)| さいたま市緑区の税理士・会計事務所なら

近藤要税理士事務所

歯科医師10 決算書(損益計算書)

      2015/09/17

こんにちは。さいたま市の税理士、近藤要です。

 今日は損益計算書について書きます。

 「決算書は歯科医院の経営状況を把握する上で重要な書類
です。」と前回書きました。
 決算書は損益計算書と貸借対照表から成ります。
 損益計算書は「収益-費用=利益」という、歯科医院の経営
成績を計算する書類です。
 利益は歯科医院の先生にとって一番気になる数字と思います。
 損益計算書は単に最終的な利益を計算するだけでなく、どの
ような原因で利益(又は損失)になったかを表示します。

 損益計算書の構成は以下の様です。

1.診療報酬(売上)-診療原価(売上原価)=医業総利益(売上総利益)
歯科医院の基本的な収益力です。診療報酬から医療材料費、
医薬品費、技工料等、治療にかかった原価を差し引いて計
算します。

2.医業総利益(売上総利益)-その他の経費=医業利益(営業利益)
1の医業総利益からスッタフの給料、歯科医院の家賃、水道
   光熱費、交通費、通信費等の費用を差し引いて計算します。
   歯科医院の本来の利益です。

3.医業利益(営業利益)+営業外収益-営業外費用=経常利益
   2の医業利益に廃棄金属の売却代金等の営業外収益を加えて
   借入金の支払利息等の営業外費用を差し引いて計算します。

 個人で歯科医院を経営している場合には、3の経常利益が歯科医
の最終的な利益となります。 青色申告を申請していれば、この利
益から65万円(10万円)の青色申告特別控除を差し引くことがで
きます。
 第1回のブログで書いた概算経費という、税制上有利な制度も歯科
医師にはあります。

 損益計算書は、上記のように利益を段階的に計算し、経営成績を
分析できる重要な書類です。
 この分析は、その年度の分だけでなく、前年と比較するとより経営
状況が見えてくると思います。
 そのためには年1回、3月のみに作成・確認するのではなく、毎月
作成・確認することをお勧めします。

 次回は貸借対照表について書きます。

   

 

 

 - 歯科医師

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